車中泊での旅行に興味があるんだけど、いつ頃するのがいいかな?
初めてだと様子が分からなくて心配ですよね。
2017年から旅行やキャンプで車中泊してきた経験からお答えします!
キャンプはやったことないんだけど…
アウトドアに慣れていなくても季節を選べば快適に過ごせて、あまり道具を買わずにできますよ~。
車中泊するなら春と秋が最もおすすめ
暑くも寒くもない季節
車で寝るときに一番影響を与えるのが外の気温です。
そのため、温暖な季節である春・秋が最もおすすめです。
車中泊をしたことがない人に知ってほしいのは、車中泊中はエンジンをかけない、窓を閉めておくことです。
睡眠中アイドリング(エンジンをかけたまま停車すること)していると、静かな夜間ではエンジン音が響いてしまいます。
周囲に迷惑をかけないよう、また環境のためにもエンジンは止めておきます。当然、車のエアコンは使えません。
窓を閉めるのは防犯のためです。睡眠中に盗難などに合うのは絶対に避けたいですよね。
エアコンが使えず換気もできない状況では、暑くも寒くもない季節がベストなんです。
装備が少なくて済む
夏や冬に車中泊を楽しむには暑さ・寒さ対策の装備が必要です。
夏を例を挙げると、扇風機・扇風機を動かすためのポータブル電源・車の窓用の網戸などを購入しないとキツイです。
始めは装備を必要最小限にして、車中泊が続けられそうだったら防暑・防寒の道具を徐々にそろえていくのが良いと思います。
初めてだし、続けられるか分からないから、車用の網戸を買うのはハードル高いなあ。
春・秋はその必要がないため、最初の車中泊を気軽に始められますね。
車中泊、私の場合
平地での車中泊は4~6月・9~11月にしていて、快適に過ごせました。
1回だけ7月上旬にしたときはかなり蒸し暑く…夜中に起きて車外で涼んでました。
なお、春・秋でも地域により気候に差があります。
心配な方はお住まいのエリアと車中泊をしたい場所の気温を比較してみるとわかりやすいと思います。
睡眠に快適な温度は大体16~25度がいいようです。
夏の車中泊なら標高の高い場所がおすすめ
夏でも涼しい場所を選ぶ
夏はおすすめしないと言いましたが、例外として標高の高い場所なら過ごしやすいです。
標高が100m上がると気温は0.5~1度下がると言われています。
例として、東京と避暑地で有名な軽井沢を比べてみましょう。
軽井沢と東京の平均気温(2012~2021年の8月)をグラフにしてみました。
軽井沢の涼しさがよくわかりますね!
夏の車中泊、私の場合
私が夏に車中泊をしたのはどこも標高1000m以上の場所でした。
尾瀬(標高1000m)、軽井沢(標高1100m)、長野県・小海町(標高1200m)です。
どこも冷房いらずで、夜は気持ちよく眠れましたよ。
標高を調べるには「Mapion」を使おう
「標高 調べ方」でGoogleを検索すると国土地理院のサイトが上位に表示されます。
しかし国土地理院は番地が指定できないし、地図上に建築物などが表示されません。
知りたい場所をピンポイントで探せないんですよね。
なので、私は住所で標高を調べられる「Mapion」を使っています。
「Mapion」はウェブの地図検索サービスで、パソコンとスマホどちらでも使えます。
無料ですし、アプリのダウンロードや会員登録も不要ですよ。
それでは使い方を見ていきましょう。
地図の右上に「中心の標高 海抜 ○m」という形式で標高が表示されます。
スカイツリーって海抜0mなんですね。
住所が見つからない場合は住所一覧・お店が表示されます。
該当するものを選んでクリックします。
まとめ
いかがでしょうか。初めての車中泊、季節を選んで快適に過ごしてくださいね。
- 快適に過ごしたいなら春と秋がおすすめ。
- 夏は標高の高い場所がいいですよ。